4人の子持ち(長男・長女・次女・次男)主婦です。日常の事、子育ての事、自分の好きな事等を気ままに書いていきます。
2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
懇談会に⑦の続きです。
主幹教諭O先生に、保健室で話を聞いてもらった私。
O先生には、長女が中学受験をする話をしました。
『そんなにまで…』
と驚いていましたね。
この辺は首都圏と違い、中学受験をするなんてよっぽどの教育熱心な家庭か、イジメに耐え切れなくなった子が行くようなものなんです。
ほぼみんな学区内の公立中学に通います。
現に、長女が卒業した時に私立中に行く子は、長女ともう1人の2人だけでした。
そして、小学6年になった長女。
取り巻きの2人くらいが同じクラスでしたが、あとは隣のクラスでした。
その頃には長女も新しい友達も出来、だいぶ笑えるようになってきました。
でも…。
卒業式が近くなった日。
ある事がきっかけで、長女が中学受験をする事がクラスにばれてしまいました。
ずっと隠していたんですが…。
それを妬んだB子と新たな取り巻き達がまた、長女に嫌がらせをするようになりました。
B子と取り巻き達
『落ちろ。落ちろ。落ちろ。』
長女に聞こえるように、すれ違いざまに何度も呪いのように言われ続けました。
泣きながら帰宅する日々。
しまいには、教室でカッターを使ってリストカットをしました。
すぐに当時の担任と、当時の養護教諭から電話があり。
私は、長女が卒業するまで毎日学校に通いました。
その頃は次女の一型糖尿病も発症していた為、学校には毎日行っていました(インスリン注射のフォロー)が、それの他に長女の様子報告と私へのカウンセリングがありました。
当時、長女のイジメ対応・次女の一型糖尿病発症でかなり心がやられていましたが、実は、次男にも少しあったんです。
小学1年になったばかりの次男の担任が、なんとまた《N先生》だったんです。
前年の小5の長女の担任で、あんなにもイジメ対応が酷かったのにも関わらず、今度は次男の担任…。
何で…??
学校に不信感が湧きました。
長女・次女と違い、次男はだいぶ楽観主義な為、小1年の次男がN先生に対して拒否反応を起こす事はほぼありませんでした。
だから、学校側にはN先生が担任であっても文句は言いませんでした。
ただ、一件だけ。
思う事はあります。
次女のインスリン注射フォローの為、学校に行っていたある日。
職員玄関から入ると、泣いている次男がちょうどいたんです。
ビックリした私は
『次男ちゃん!どうしたの!?』
と声を掛けると、更に泣きながらこちらに走ってくる次男。
詳しく聞いてみると、
次男
『五時間目に使う算数の教科書、忘れちゃった…』
と言いながら、涙が止まらないんです。
あの楽観的な次男がここまで泣くなんて…。
そう思っていると、私に気付いて職員室から走ってくるN先生。
N先生
『じぇらとーにさん!!こんにちわぁぁぁ!!
やだ~~、次男くん泣いちゃってぇぇ。
もう~~、算数の教科書なんて私の貸してあげるんだから泣かなくてもいいのにねぇぇ♬』
あからさまに大きな声で、次男の肩に両手を置いて優しく対応するN先生。
でも、次男は固まったまま私の顔を見ています。
私
『すみません。算数の教科書忘れてしまったようで…。先生の貸していただけるんですね。ありがとうございます。
ほら、次男ちゃん。貸していただけるみたいだし、もう泣かないで』
次男の様子に違和感を感じつつも、次女の事も頭にあったので、次男の頭を撫でながらN先生に頭を下げるとすぐに保健室に向かいました。
しかし、どうしても気になったので帰宅した次男に聞いたんです。
どうしてあんなに泣いたのか。
そうしたら。
次男
『本当は忘れ物をしたら、N先生は授業がなくなっちゃうくらいいつまでも怒鳴り続けるよ。
だから、僕怖くて…。今日、これから怒られるって。
だけど、偶然ママが居たから教科書を貸してもくれたし、怒られなかったの。
算数の時間もずっと優しかった…』
N先生は、児童の前と保護者の前で、かなり態度を変えるようでした。
たまたま私に遭ってしまったから、次男は怒られなかった。
次男は忘れ物をする事を極端に嫌がっていた理由はコレでした。
なので、小1年の時は殆ど忘れ物をする事はありませんでした。
何度もランドセルを確認していました。
今思えば、あの時、学校にN先生の態度について言うべきだったと思います。
それ以外はいつも笑顔で登校していたから、つい見逃してしまった…。
続