4人の子持ち(長男・長女・次女・次男)主婦です。日常の事、子育ての事、自分の好きな事等を気ままに書いていきます。
2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
懇談会後に⑭の続きになります。
【《N先生が来年度次男の学年の担任を希望している》という話を、私が嫌がっている】と養護教諭から聞いたと、校長から話を切り出されました。
私
『あぁ…はい。ちょっと…はい…。』
苦笑しながら、チラッと養護教諭の顔を見ました。
養護教諭は頷いていました。
私
『次男が1年時にN先生が担任だったんです。
前年では長女の担任で(小5時)、当時、長女へのイジメへの対応がかなりひどかったんですね。
なので、当時の主幹教諭にも相談したんですが、何故か、翌年またN先生が担任で…。
その時は学校側に対しても不信感はありました。
でも、長女と次男では性格も違うし。と、私も気持ちを切り替えようとしたんです。』
校長が真剣な顔で聞いていました。
私
『次男はどちらかと言ったらあっけらかんとした性格なので大丈夫かな。と思ったんです。
だけど…。次男からしてもN先生は怖かったようで。
次男に聞くと、どうやら児童の前と保護者の前でかなり対応を変えるようで…』
校長室に来る前に養護教諭に話した事を再度話しました。
私
『あの次男が、忘れ物をする事を極端に恐れる様になりました。泣くレベルです。毎日、次の日の持ち物で忘れ物がないか、何度も確認していました。
しかも。
忘れ物の件だけじゃなく、字についても結構言われたようで…。
次男は左利きなんですね?だから、鉛筆も左なんです。
まだ1年で鉛筆を持つ事もままならず、字をすらすら書くのも難しく、キレイな字は書けないんです。
それがN先生は許せなかったようで、毎日、連絡帳や国語のノートには【やり直し】とか【字が汚い】等の言葉が赤ペンでビッシリ書かれていて、次男自身も字を書く事を嫌がる様になってしまったんです…。』
次男のN先生とのエピソードを話しました。
校長はその間ずっと黙って話を聞いてくれました。
校長
『そうだったんですね。
当時私はこちらの小学校にはおりませんでしたが、代わりに私が謝ります。
本当に申し訳ございませんでした。』
頭を下げました。
続けて。
校長
『こんな事を言うのは、アレなんですが…。
来年度…と言うか、次男くんは今小4ですよね。
ですから、来年度以降、
つまり、
小5・小6の担任をN先生にしない。とここでお約束させて下さい。』
急にまさかの提案をされて、動揺する私。
私
『え、え。出来るんですか。
私としては有難いですが…』
担任を決める決定権は校長にあると、PTA本部時代に聞いた事があります。
校長
『はい。
今まで、じぇらとーにさんは非常にお辛い思いをされていたと思いますので、次女さんのクラス変更・担任変更は出来ない代わり…と言うと何か違いますが…。
とにかく、次男くんの学年の担任にはさせない。とお約束します。』
校長が私の目を見て、再度、言いました。
来年度以降、校長が他の学校に赴任された場合はどうなるか分かりませんので、完全には信じてませんが…。
これで、次男の精神が不安定になる事は少し減ると思うと安堵しました。
私
『ありがとうございます。少し安心しました。』
率直な気持ちを伝えました。
あくまでも、【この地域の学校では】ですが、校長は2~3年おき、教員は6~7年おきに異動になります。
なので、この約束が【絶対】ではないと思っています。
そして、N先生が異動になるのはまだ先というのも、何となく分かります。
N先生は赴任して5年目、希望を出したりしなければ、恐らくあと2年ほどはこの学校に在籍するでしょう。
けれども、現状、《校長にN先生との事が認識されている事》はとても大きいと思います。
話は次女の事へ。
続