4人の子持ち(長男・長女・次女・次男)主婦です。日常の事、子育ての事、自分の好きな事等を気ままに書いていきます。
2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
《色覚異常》のニュースを読みました。
それで思い出した事があります。
祖父は先天性の色覚異常
私の祖父は先天性の《色盲》だったそうです。
ふとした会話の中で、
私
『お爺ちゃんは車の免許って持ってないの?』
祖父
『爺ちゃんは、生まれつきの色盲でね。色の判別がしにくいんだよね。
自動車学校に行った時の検査で色んな色が入った本があって、そこで数字が読めたんだよね。
そしたら、『あなたは免許を取得出来ません』って。
そこの学校の人と喧嘩になるくらい、爺ちゃんも文句言ったりしたんだけど。
実際、信号の色も判別しにくいし、確かに危ないなって。
だから、免許持ってないんだ』
初めて聞く内容に驚いていると、
祖父
『遺伝する可能性もあるから、じぇらとーにちゃんが将来、子供が出来たら色覚検査した方がいいよ。
見ただけじゃ分からないからね。』
いつもは強気な祖父が、その時はちょっと悲しそうに話していたのが印象的でした。
その話は私が低学年の時だったんですが、ずっとその会話が記憶に残っています。
小学校で検査は義務ではなくなった
調べてみると、今は小学校では検査が義務ではなくなっています。
かつて、小学4年生を対象に学校で色覚検査が行われていました。
しかし、「色覚検査をすることは差別につながる」などの声が挙がり、平成14年に学校保健法を改正、検査の施行義務がなくなったそうです。
任意で検査を行う場合は保護者の同意が必要とされ、15年度以降、ほとんどの学校で検査が実施されなくなりました。
その結果、進路選択でトラブルがある事も。
色覚異常があっても日常生活では支障がない人がほとんどですが、安全上の理由などで「色覚が正常であること」を求められる職業があるそうです。
飛行機や船舶の操縦士・鉄道の運転士・消防士・フグ調理師-など。
進路が狭まると言うことは全く知りませんでした。
このニュースで知れて良かったです。
我が家は学校で検査の申込があれば必ずさせています。
子供達4人とも検査をして、全員異常は見られませんでした。
けれども、遺伝がどういう形で出るかは分からないので、子供達の将来の為にも祖父の話はしています。
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