4人の子持ち(長男・長女・次女・次男)主婦です。日常の事、子育ての事、自分の好きな事等を気ままに書いていきます。
2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
懇談会後に⑪の続きです。
大きな声でN先生が保健室に入ってきました。
N先生
『もう打ち合わせ終わっちゃったぁ??』
某県の訛りのある独特な言い方で話してきます。
養護教諭
『まだ、始まったばかりですよ。じぇらとーにさんが次男くんの懇談会に出られなくて、今ちょうど担任の先生とお話してたからほぼ何も始まってません。』
私も、次男の懇談会資料をカバンにしまって、席に座り直しました。
N先生
『良かった。まだで!
では、よろしくお願いします~。
じゃあ、当日の行動から見ていきましょ。』
急に仕切りだすN先生。
大きな声、目線を外さずにジッと見て話してくる行為、これは児童や若い教員が追い詰められていくのが分かるわ。
とてつもなく威圧感を感じます。
養護教諭が私が気分が悪くなっていないか、チラチラと気にしているのが分かりました。
養護教諭
『N先生、さっきまで、当日のスケジュールの話していたんでそこのページ開いてくれます?そこから始めます。』
養護教諭が話の主導権を取り戻しました。
養護教諭
『じぇらとーにさん、お昼はいつも通りにママがノートにインスリンの量を記入していてくれるんですよね?』
修学旅行のお昼は、保護者がお弁当を持たせるんです。
捨てられる容器に、食べきれる程度のお昼を作ります。
私
『はい、計算して記入しておきます』
養護教諭が自分のスケジュール表に書き込んでいきます。
養護教諭
『じゃあ、大丈夫ね。その後も鎌倉では買い食いもしないし、そこでの計算も要らない。夜の旅館の料理も、もう次女ちゃんが1人で計算出来るんですもんね?』
私
『はい、自分で出来るようになってます。小さい電卓も持たせるので、インスリンの計算も自分で出来ます。』
養護教諭
『分かりました。じゃあ、私の電卓も要りませんね。
次の日の朝も同じような感じで…。
お昼がホテルのバイキングなんですよ。それは…?』
私
『メニューを見させてもらいましたが、ポテトとかピザとかだったので自分で出来ると思います。
それに、主治医に聞いたら、低血糖でいられるより高血糖の方がまだ良いと言われたので、多少計算が少なくても大丈夫です。
この前、バイキングの練習も兼ねて、そういうレストランも体験してきたので、次女も平気だと思います。』
養護教諭
『分かりました。あとは、夜のインスリンですね。
何時ごろ打たせましょうか。
一応、夜の9時半に班長会が終わって10時に消灯の予定なんですが』
私
『じゃあ、班長会が終わってからで。
あと、高血糖の場合、喉が渇くので旅館にはお水とか飲んでいい場所ありますか?』
養護教諭
『部屋にコップが置いてあって、そのまま蛇口から出るお水は飲めるようでしたよ。
じゃあ、次女ちゃん用にコップも取りやすい場所に置いておいて、寝る布団も出来るだけ蛇口やトイレが近い所にしてもらいましょう。高血糖じゃトイレも近くなりますもんね。』
旅館は8人部屋で、布団も自分たちで敷く感じだったので、出来るだけトイレの近場にしてもらえるのは有難い。夜中、高血糖でお水を飲んだりする時に、お友達を踏んじゃ大変なので。
普段から、養護教諭とは連絡を取り合っているので、打ち合わせと言っても細かい確認だけ。
途中で何度かN先生も話を遮って入ってきましたが、これと言って何も話す内容もなく。
養護教諭
『N先生、次女ちゃんのパパさん、当日はいつでも動けるようにわざわざ仕事の休みも調節してくださったそうなんですよ。
万が一、次女ちゃんが低血糖などで病院に行ったりした時は、駆け付けて下さるんですって。助かりますよね。』
笑いながら、N先生の顔を見て話す養護教諭。
N先生
『へぇ。』
つまらなそうに養護教諭と私をチラッと見ながら、気の乗らない返事をしました。
養護教諭
『本当にいつも細かい事でもママには連絡してるから、こんな時間を取らせてしまって申し訳ないですね。
当日、何かあったら【いつものように】連絡しますからね~』
養護教諭からの牽制??
まぁ。正直言って、この打ち合わせ要る??って程の内容でした。
これを【N先生たっての希望】で時間を作ったわけです。
絶対に必要ないよね。
ただ単に、自分が担任でしっかりやってますアピールしたかっただけ。
だって、次女の病気も何も理解しない・する気もないんだから。
全部、養護教諭に丸投げのくせに、こんな時だけアピールされてもさ。
いいよ、次女の事はほっといて下さい。
10分程度で【打ち合わせ】?は終わりました。
ほぼ養護教諭と私の会話で終始してたけどね。
続