4人の子持ち(長男・長女・次女・次男)主婦です。日常の事、子育ての事、自分の好きな事等を気ままに書いていきます。
2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
懇談会後に⑫の続きです。
N先生がどうしても行いたい!と言った修学旅行前の打ち合わせも10分程で終わり、殆ど、N先生が会話に入る事はありませんでした。
と言うより、入れなかったんです。
一型糖尿病を理解する事も・する気もサラサラないんですから。
養護教諭が、普段から私と連絡を細かく取っていると説明しても、
【そんなはずない】とハナから信じてないんです。
【せいぜい、体調が悪い時くらいだろう。】
と思っているんですから。(養護教諭から以前聞きました)
今回の打ち合わせで、自分の思い込みだったかを気付いてくれればいいんですけど、そういうタイプの方ではないのでね。
【私は担任としての責務を果たしている】
【私は保護者の事をしっかり考えている】
と思っているでしょう。
打ち合わせも終わり、次は、校長との話し合いです。
そんな事があるとは知りもしないN先生は、私が帰宅すると思っているので、帰りの準備をするように催促してきます。
N先生こそ、お忙しいんでしょうから、打ち合わせも終わったわけですし、早く職員室に戻ってくださればいいのに。
なかなか職員室に戻らないN先生を見かねて、養護教諭が
養護教諭
『あ!私、校長先生のとこ行ってきますね~~』
走って校長室に向かいました。
N先生も一瞬、
『え?校長??何で??』
と怪訝そうな顔をしましたが、きっと打ち合わせが終わった報告をするんだろう。と思ったんでしょう。
そのまま、微妙な空気の中、私とN先生は2人で保健室に居ました。
今、N先生に、
【あなたのせいで次女が授業に出られなくなっている】
【これ以上、近寄ってほしくない】
ひいては、
【長女が今でも、あの時のあなたのイジメを助長させたせいでフラッシュバックを起こしている】
と言ってしまおうか。と頭をよぎりました。
しかし。
●次女が修学旅行をすごく楽しみにしている事。(私の文句のせいで台無しにしたくない)
●次女は、私がN先生に文句を言う事を嫌がっている事。
●私が文句を言う事によって、実際に被害を受けるのは(N先生からの嫌がらせ等)次女になってしまう事。
これらの事が頭の片隅にあって、文句を言えませんでした。
言い方悪いですが、人質にとられているような感覚ですよね。
他愛ない会話で場を繋ぎながら養護教諭が来るのを待ちました。
走って戻ってくる養護教諭。
養護教諭
『お待たせしました~。
じぇらとーにさん、どうぞ校長室へ。
校長が居ますので。私もすぐにそちらに行きます。』
養護教諭が、ジェスチャーで校長室に行くように促しました。
私
『ありがとうございます』
私は荷物をまとめると、すぐに席を立ちました。
N先生
『え?校長室?』
ボソっと呟く声が聞こえました。
私
『では、N先生。
今日はありがとうございました。』
少し会釈をして、N先生を見る事もなく校長室に向かいました。
続