4人の子持ち(長男・長女・次女・次男)主婦です。日常の事、子育ての事、自分の好きな事等を気ままに書いていきます。
2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
懇談会後に⑰の続きです。
校長から【N先生への指導は修学旅行後と言う事を了承してほしい】と御願いされ、私も次女の楽しみにしている修学旅行が、校長の指導で変に潰れてしまうくらいなら。と思い、指導は修学旅行後と言う事を了承しました。
養護教諭
『私も出来る限り、次女ちゃんのそばについて見ていますから。』
養護教諭も笑顔で言いました。
私
『ありがとうございます。』
校長
『こちらこそ、私共の提案を了承していただき感謝しています。』
私も校長も頭を下げあいました。
校長
『次女さんは、修学旅行をどう思っていらっしゃいますか。行きたくない。等の気持ちになっていませんか?』
私
『それは、全く!むしろ楽しみにしているんです。
今、班行動でどのお店に行く?とか予定を立てていますよね?
それで、【お友達と何処何処のお店でお揃いの物を買うんだ】って楽しそうに教えてくれました。
修学旅行には早く行きたいそうです』
私の言葉に、ホッとしたような表情の校長と養護教諭。
校長
『その言葉を聞いて、少し安心致しました。
保健室登校になってしまった事で、修学旅行も行きたくないと言っていたら。と心配しておりました。』
校長
『今も学校では、次女さんが授業に出る際は、養護教諭か私か教頭が…主幹教諭も手が空いていれば、誰かが一緒に教室までついて行ったり。
N先生の授業だった場合は、誰かが一緒に教室に居たり。となるべく付き添えるようにしております。』
次女は日に3コマの授業に出ているので、どの授業にも誰かが付き添ったり、場合によっては一緒に居ていただいたりしているようでした。
本当にありがたいし、申し訳なく思います…。
私
『本当にありがとうございます。
先生方のお手を煩わせてしまって、すみません…』
養護教諭
『次女ちゃんはとても頑張っていますよ。
【この授業に出る】って自分で毎日の予定表を見て、それが例えN先生でもちゃんと出ています。
だから、授業で遅れてる教科は1つもありません。
次女ちゃんはすごく客観的に自分を見ていますし、これはしなきゃいけない。って全部理解していますよ。』
その話の流れから、校長も次女との話をしました。
校長
『次女さんの国語を私が見ているんですけどね?
作文をスラスラ~と書くんですよ。ちょうどこの前の授業が作文で、一日の流れを書く問題があったんです。
独特の視点と言うか、一般的な小学生が書く文章ではないんですよね。文章を書く能力が高いな。と思いましたよ』
元国語の先生をしていた校長が、次女の作文について色々と教えてくださいました。
確かに、次女が持ち帰るプリントには、校長の文字でexcellent!やvery good!と書かれていました。
こんな風に次女の学校での様子や修学旅行の話は終わりになりました。
雰囲気的に、そろそろ話もおしまいという感じでした。
私も荷物をまとめようかな。と思っている時、養護教諭から…。
養護教諭
『じぇらとーにさん。
校長先生には色々聞いてもらっておいた方がいいんじゃないかしら?
心に溜めていた物があるでしょう?
全部出しちゃいましょ?』
養護教諭が話してきました。
【長女の事だ】と分かりました。
私
『あ、はい。』
荷物をまとめる手を止めて、
私
『あの、長女の時の事…話しても大丈夫ですか?』
校長
『勿論です!全部お聞きしますから、全ておっしゃって下さい』
校長も私の目を見て頷きました。
続