4人の子持ち(長男・長女・次女・次男)主婦です。日常の事、子育ての事、自分の好きな事等を気ままに書いていきます。
2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
懇談会後に⑯の続きです。
次女が修学旅行の班長になった話と、N先生が保健室に来て次女に詰め寄った話をしました。
校長も眉間に皺を寄せながら、
校長
『そうでしたか。せっかく次女さんが立候補してくれても、そこでN先生との関りでまた体調を崩してしまうのでは、せっかくの修学旅行が楽しめないのではないですか。
もしあれでしたら、班長は別の子に代わってもらうと言うのも…。』
養護教諭も、
養護教諭
『そうですね。
班員の男の子で【次女ちゃんのサポートをいつでもするよ】って言ってくれてる子もいるので、その子に代わってもらう事も出来ますよ?』
とクラスメイトの話も教えてくれました。
私
『ありがとうございます。
でも、本当に次女は嫌々ではないんです。班長はやってみたいそうなんです。
だけど、N先生が来るとどうしても緊張と言うか、ドキドキしたり、お腹が痛くなったりしちゃうようで…。
だけど、本当に無理そうなら代わってもらえるみたいだよ。って次女に話してみます。
すみません。』
校長
『はい、いつでも代われるのですぐに教えてくださいね。
N先生には言い方等の指導もしていきます。
それと…。』
一瞬、言いにくそうな表情になりながら、
校長
『それと…、N先生には勿論私の方から指導させていただきます。
けれども、あの…。
その…指導の方は…修学旅行の後からでも…
よろしいでしょうか??』
少し体を斜めにして、私をちょっと見上げるような姿勢になりながら話します。
校長
『私としましては。
この修学旅行を、子供達が楽しみにしている修学旅行を、何としても無事に終わらせてあげたいんです。
じぇらとーにさんからしてみたら、【早くN先生への指導を】とお思いになるのも十分理解出来ます。
でも、もうあと数日に迫った修学旅行前のこのタイミングで、N先生に指導して、その…N先生のやる気と言いますか、気持ちが折れてしまったら…修学旅行が終えられない事も考えられまして…。
どうか、【指導は修学旅行後に】と言う事を了承していただきたいんです!』
頼み込むような姿勢になって、私に訴えてきます。
あまりの校長の勢いに少々驚きました。
私もちょっと考えましたが、次女もこの修学旅行は本当に楽しみにしている。
お土産もお友達とお揃いの物を買おうと約束している事も聞いていました。
なので、
私
『はい。
修学旅行後からで大丈夫です。
次女もとても楽しみにしてますし、皆が笑顔で、良い思い出になる事が大事なので。
私としても、修学旅行が無事に終えられる事が先だと思います。』
校長
『ありがとうございます!』
校長が頭を下げました。
続