4人の子持ち(長男・長女・次女・次男)主婦です。日常の事、子育ての事、自分の好きな事等を気ままに書いていきます。
2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
次女の保健室登校について、9回に渡って書き記しました。
読んでくださった方々、本当にありがとうございました。
ここで、少し追記させていただきます。
⑨終の追記になります。
いつも、朝のインスリン注射とリブレの入力は次女に任せています。
血糖値コントロールノートや連絡帳の記入は私がやっています。
保健室登校から数日後、朝の注射は打たなくてもいいんじゃない?って次女に提案したんです。
ずっと低血糖続きで、担任の居ない授業でさえも出られなくなってしまっていました。
いつも通りに打ったら、また学校で低血糖になっちゃうし…って思って言ったんですが、次女が断固拒否をしました。
普段なら、【注射を打ちたくない派】の次女は喜んで打たないはずなんです。
でも、その日の朝は絶対に打つ!と聞く耳を持たないんですよね。
妥協案として、C/I比を緩めてインスリン量を少な目にしようと。
渋々、次女も『分かった』と。
私が次女に伝えた数値は、7.5単位。
注射を打ち終わり、着替え始める次女。
通常なら、インスリンペンをそのままインスリンバッグにしまうんですが。
その日は何となく打った単位を確認した方が良い気がして、インスリンペンの後ろを確認したんですよね。(直前に打った数値が出る)
そうしたら!
8.5単位打っていました!
この量は、主治医の設定した数値よりも多いんです。
食べてる量よりも多いインスリン量なんです。
ここ最近ずっと低血糖だったのは、もしかしたら、計算量よりも多目に打っていたのかもしれない…。
どうしてこんなことしたんだ!と聞いても、次女は黙って何も答えません。
元々、自分の気持ちは言わずに黙り込んでしまう性格なので、次女の本音は分かりません。
次女には食べた量の他に、飴を舐めさせて(足りない分の糖質)学校に送り出しました。
そして、子供達が学校に行き、誰も居なくなったリビングでふと冷静になって考えてみると、
保健室に行く自然な理由として【低血糖になれば】と考えたのではないか。と。
あくまでも私の推測ですが…。
それだけ
教室に行きたくない。
担任に会いたくない。
まだ12歳の子が絞り出した答えが、【低血糖を引き起こす事】なのかもしれない。
と思うと、急に落ち込んで涙が出てきました。
低血糖になると、相当自分もツライんです。
震えは出るし、味覚もおかしくなり、補食の味も全くしなくなるそうです。
次女の場合は、視界も狭くぼやけ、フラフラになるんです。
下手したら意識を失ってしまう。(最悪、死亡してしまう事も)
その状態になってまで、担任を拒否してるのかも。
今は学校で運動会の練習をしていますが、殆ど休んでいます。
小学校最後の運動会ですが、私はそれでいいと思っています。
無理してまで運動会に出なくてもいいと。
養護教諭との電話で、運動会の花形の《組体操》も《鼓笛》もツライなら見学させてほしいと伝えました。
そして朝のインスリン注射は、暫くは、私が付きっ切りで見守る事にしました。
単位も間違いのないように。
卒業までまだあと半年。
この状態では、本当に長いですね。
少しでも良い方向に向かってほしいと願っています。