2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
土曜日は小学校の運動会でした。
次女にとっては小学校生活最後の運動会。
でも、練習にはほぼ参加できず、ずっと保健室登校。
学年で行うリレーも組体操も全て、自分の位置だけを覚えて参加はしていません。
6年生には種目の他に、決められた係の仕事があり、1日中校庭内を走り回ります。
次女は招集係。
事前に学校からは、
『次女さんの体調に合わせての参加になります。
組体操は個人種目以外はテント内で過ごします。
リレーも、無理そうなら見学で』
と連絡をもらっていました。
私も、ほぼ出ないのだろうと諦めの気持ちを持ちながら、当日を迎えました。
徒競走(80m)は、次女なりに頑張って走っていました。
走り終えてすぐに、招集係で次の学年を呼びに行ってる姿もありました。
そして、リレー。
順番的には15番目に走るようでした。
順番待ちをしている中に、次女の姿もちゃんと居ました。
ずっと『私が走ると抜かれてしまうから、皆にすごく申し訳ない』とリレーを嫌がっていたんです。
けれど、トップでバトンを受け取ると、そのまま1位で次の走者にバトンを繋ぐことが出来ました!!
よく頑張りました。
組体操も学校側からはほぼテントに居るような話を聞いていましたが、実際は、テントに戻る事なく、周りの皆のサポートに回る形で組体操に参加していました。
担任から、あとで
『次女さん、ちゃんと皆と組体操出来ていましたね。
当日に急遽ですが、サポートしながら参加してもらえるように形を変えてみました』
と話しかけられました。
次女の居場所を作ってくださった事に感謝しています。
そして、6年生最後の鼓笛。
次女は鼓笛練習もほぼ出来ずに本番を迎えました。
校庭のフォーメーション移動も、間違えずにきちんと出来ていました。
我が子が通う小学校には、毎年3・4年生でソーラン節をやる事になっています。
次男は4年なので今年で最後のソーラン節になります。
昨年は足の動かし方がなかなか出来なくて苦戦してましたが、今年はスムーズに出来ていて、とても良く出来ていました( *´艸`)
最後に、一言ずつ挨拶をして終わりました。
今年は周年記念があるので、例年よりも長い運動会でした。
校庭いっぱいを使っての人文字もしました。
上空にドローンが飛んでいて、とっても新鮮♬
会の最後に、児童全員でバルーンリリースをしてお祝いしました。
快晴だったこともあり、かなりキレイでした!!
先月からの次女の保健室登校、低血糖をわざと引き起こす等、担任とのいざこざで私自身のメンタルも落ちていました。
正直、次女は運動会当日はほぼテントか保健室で過ごして、途中で早退だろうなと思っていました。
最後の運動会で、参加できる競技はないと覚悟していました。
しかし、当日、次女は低血糖になる事もなく、苦手なリレーも全力で走り切りました。
組体操も全体競技も、招集係の仕事も全て、最初から最後まで校庭を一生懸命に動いていました。
お昼休憩で会った養護教諭は、私の顔を見るなり、
『次女ちゃん、ちゃんと走れたし、組体操も全部参加してるし、招集係もしっかりノート持ちながら走っていて、私感動しちゃって…。
リレーの時なんて、教頭先生とか〇〇先生に【ホラ、次女ちゃんが走るから一番前で見てあげて!!】って一番前で応援させてもらったのよ。
本当に嬉しくて、涙出てきちゃって、次女ちゃんが霞んで見えなかったわ(笑)』
と、本当に嬉しそうに涙ぐみながら話してくださいました。
私まで貰い泣きしてしまいました( ;∀;)
次女、運動会では全ての競技に参加出来ました。
本当によく頑張りました。
帰宅した次女に、養護教諭の話も聞かせました。
照れながらも嬉しそうに聞いていました。
私も次女の最後の運動会、見届けられてとても嬉しかったです。