4人の子持ち(長男・長女・次女・次男)主婦です。日常の事、子育ての事、自分の好きな事等を気ままに書いていきます。
2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
⑥の続きになります。
校長
『実は…。
担任には他の保護者様からもご指摘があり、つい先日、話をしたばかりなんです。
今回も私共で再度指導をしていこうと思っています。
ただ、指導をしたからと言ってすぐに改善されるわけではないんですね…。
その辺りを、ご了承いただきたいなと思いまして…。』
校長先生は申し訳なさそうな表情で頭を下げつつ、こちらを見ました。
教頭先生も校長先生と同じタイミングで頭を下げて、ハンカチで額の汗を拭っていました。
私
『はい、それはそうですよね。』
私も校長先生の言葉には納得しています。
そして一通り、次女の最近の様子を話しました。
校長
『詳しい話をありがとうございました。
あの、私共としましては、一番に次女さんの身体の面と勉強面の心配をしています。
次女さんは6年生と言う事もありますし、残り約半年で嫌な思いを残して卒業していく事だけは避けたいと思っております。
養護教諭からも話があったと思いますが、このまま保健室登校を続けていただいて、養護教諭が教えられる所は教えますし、手の空いた教師が他の勉強のサポートをさせていただくのはいかがかと思いますが、保護者様的にはどのようにお考えでしょうか?』
そう言いながら、私の顔を見ました。
私
『そうですね。私としては、やはり勉強が遅れる事を一番心配しています。
先生方でサポートしていただけるのは、とてもありがたいです。』
次女は今年、中学受験を控えているので、勉強の遅れが本当に不安なんです。
校長先生も教頭先生も大きく頷いて、私を見ていました。
校長
『お父様としては何かございますでしょうか?』
今度は旦那の顔を見ました。