2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
皆さんは右利きですか、左利きですか?
日本では、右利きは『88.5%』、左利きは『9.5%』、両利きは『2.1%』らしいです。
私は左利きなんですが、祖父母も両親も妹もみんな右利きの中で産まれた『左利き』なんですね。
だから、ものすごく左利きがやりにくいって事を分かってもらえませんでした…( ;∀;)
当時は左利きは恥ずかしい事だった
今でこそ、左利きの商品が出たり、芸能人でも左利きをよく見かけるようになりましたし、個性として捉えてくれていますね。世間が、左利きに理解を示してくれるようになったなと感じています。
しかし、私が小さい頃は【恥ずかしい事】でした。
祖母からは
『ぎっちょなんて恥ずかしい!鉛筆もはさみも包丁も、みっともなくて見てられない!やめて!!』
と私の動作1つ1つに怒鳴られていました。
父親は無理矢理に矯正をしようとして、学校の宿題を左手で書いていると、
『左手を使うな!!!』
と、鉛筆を持つ手を腫れるまで殴ってきました。仕方ないので右で書くしかありませんでした。
おかげで?右で文字を書けるようにはなりました(笑)消しゴムは左ですが。
学校の某女性担任には、小刀を使う授業で「左利き用の小刀を注文する人」と聞かれたからお願いしたのに注文しておいてもらえず、
『左利きなのが悪いんでしょう?みんなと同じ右利きの小刀で授業しなさいよ!面倒なのよ!』
と皆の前で、キレながら怒鳴られ、左利きの物と交換もしてもらえず、使いにくい右利き用小刀で授業を受けました。
某クラスメイトには、
『左利きとか本当に直した方がいいよ?大きくなった時にすごく恥ずかしいんだからさ。私が左利きだったら、○んだ方がマシなレベル(笑)』
と嘲笑され続けていましたね。
メチャクチャ理不尽な話です。
父親の矯正のせいで、微妙に両利きにもなった為、自分が何利きかも分からない感じ(笑)
今でも大変な部分は沢山ある
昔よりは左利きにも優しい世の中ですが、まだまだやりにくい(笑)
●自動販売機
お金の投入口が遠い(笑)
だから、無意識のうちにお金を入れる時は右で入れてますね。
●お玉に注ぎ口が付いてるタイプの物
レストラン等でスープを入れやすくしているお玉ですが、すんごく大変…。
むしろ入れられない。こぼしまくるから、右に持ち替えてます。
●腕時計のリューズ
右腕に着けた腕時計のリューズは操作しにくい。
だから、時計は左腕に着けてます。
●カメラ
シャッターは右利き用になっています。左利き用もあるのかもしれませんが、店頭では見た事ありません。仕方ないので、右利き用でシャッターを切ります。
●お寿司
右利き用に並べられているので、取りにくい。
すごく行儀が悪いけど、少しずらして取りやすい角度にしてます。
●隣の人と肘がぶつかる
飲食店で右利きの人と並ぶと、肘が当たる。超申し訳ない…。
●マウス
パソコン用のマウスは右利きがほとんど。家で使っているのもそう。
私は右でも使えるようになっているから特に問題ないけど、左利きの人は左利き用のマウスを使った方が楽ですね。
ザっと思い出しただけでこれくらいはありますね。
もう当たり前すぎて気付いてないけど、もっと沢山あると思います。
次男も左利き
実は、次男も左利きなんです。遺伝しました(笑)
次男には、私が矯正されて辛かった事、そして微妙な両利きになった事で苦労しているので、矯正はしません。
純粋な左利きとして育てています。
学校生活では、書道やノートで文字を書く事が大変そうですが、本人もそれを柔軟に受け入れて、難なく過ごしています。
見ていると、自然と『箸は左、スプーンやフォークは右』と使い分けていました。
左利き用のが販売されている物は、ストレスにならないように購入してあげています。
私の小刀の時のストレスは味わわせたくない…( ;∀;)
まとめ
昔からスポーツでは左利きは重宝がられているし、現在は、世間でも理解されてきているし、次男はのびのびと育てて行きたいですね
左利きの本も出ていて、興味深いですしね(笑)