4人の子持ち(長男・長女・次女・次男)主婦です。日常の事、子育ての事、自分の好きな事等を気ままに書いていきます。
2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
懇談会後に②の続きです。
次男の授業参観中も、ずっと上の空でした。
次男のそばでマット運動を見ながら、ニコニコ応援しましたが、心ここにあらずな状態でした。
ちょっと気を緩めると、感情の爆発で泣いてしまいそうでした。
ぐっと堪えながら、次男の授業を見ていました。
授業参観が終わると、次男たちはすぐに下校の準備。
保護者は、そのまま教室に行って待つよう促されました。
私はその足で保健室に向かいました。
養護教諭とちょっと話をしたかったからです。
すぐに次男の教室に戻るつもりでした。
結果として、懇談会には行かなかったんですが…。
いや、『行けなかった』が正しい表現。
養護教諭と話しているだけで涙が出てきて、この状態では教室に行けなかったですもん。
養護教諭と話している最中に、ちょうど校長も保健室に来て、
校長
『懇談会後に、少しお話をさせていただいてもよろしいでしょうか』
と言いました。
私も『もちろんです』と答えました。
養護教諭
『次女ちゃん、今はどうしています??』
校長が保健室を出た後、早退した次女の様子を聞かれました。
私
『疲れてしまったのか、お昼を食べてからソファで寝てしまいました。今は、祖父に見てもらっています』
家の留守番を義父にお願いしていました。
予め、懇談会後に修学旅行の打ち合わせ、校長とも話をするつもりだから遅くなると思います。と伝えていました。
養護教諭
『やっぱり。疲れちゃったのね。もうね、今日は何を言っても動かなくて、家に帰りたいって。保健室で横になってみたけどダメで。血糖値は問題なかったんだけど、心拍数が高くてね…。』
心拍数が高かったのは、N先生が保健室でクラスメイトを執拗に怒鳴りつけていたからです。
私
『さっき次女から聞きました。
クラスメイトのMちゃんが体育を休みたいって言いに来たら、N先生が怒りに来たらしいですね。
次女はそれを聞いて、『可哀想』『何であんなに怒鳴るの』ってドキドキが止まらなくなったらしいです。』
この話をすると、養護教諭の顔も少し暗くなりました。
養護教諭
『そうなの。Mちゃんが❝足が痛いから体育見学したい❞って言いに来たのよね。
そしたら、N先生がその理由に納得行かなくて、
「来週の修学旅行では、足が痛くても一日中歩くつもりなんですよね?
でも、体育は休むんですか?
それは矛盾していますよね??
楽したいからですよね??
修学旅行行かなくていいんじゃないですか??」
って詰め寄って、Mちゃんはあまり言い返す子じゃないから黙っちゃってね。
で、結局、体育を出させたのよね。』
一気に捲し立てているN先生の姿が容易に想像できました。
養護教諭
『私にも
「養護教諭からも厳しく言ってください」
って言ってくるんだけど、あんだけ言われて言えるわけないじゃない。
子供達が可哀想よ。
それを言われてる方も、聞かされてる方も。
あの時、次女ちゃんが居たのに聞かせてしまって本当にごめんなさい。
N先生を保健室から出すべきだった…』
養護教諭は私に頭を下げました。