2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
懇談会後に①の続きです。
授業参観前に本当は保健室に行くつもりでした。
私の気持ちが爆発しそうで。
少しでも自分を落ち着かせるためと、養護教諭には懇談会後の打ち合わせで、
N先生に長女の時からの積もりに積もった気持ちを感情的にぶつけてしまいそうだと伝えておきたくて。
次男の授業参観は体育で、場所は体育館でした。
保健室とは正反対の場所になります。
それでも構わないから保健室に行こうと思っていましたが…。
昇降口には、案内係と募金係として教頭が立っていました。
教頭には次男の母親だとバレているし、体育館に行くはずなのに保健室に向かうのも不自然だよな。と思い直して、とりあえずは、体育館で授業を見に行く事にしました。
でも、その前に。
教頭には、今日、校長がいるかを確認しておこうと思いました。
修学旅行の打ち合わせの後に、校長とも話をしようと思ったからです。
私
『教頭先生、お世話になっております~。
あの、今日って校長先生は…』
募金箱に僅かながら寄付をしながら、教頭に伺ってみました。
教頭
『募金ありがとうございます~。
はい!本日、校長はおります。
あとで、懇談会後にお話しが出来るように準備しておきますね。
丁度良かったです。
実は校長の方も、本日、じぇらとーにさんとお話が出来ないか。と申していた所だったんです!』
ちょっとビックリしましたが、校長の方も話し合いをするつもりでいたのならば、むしろ有難い。
私の今までの気持ちを話してしまおう。と思いました。
そんな話をしていた矢先!!
そういう時って不思議ですね。
N先生の話をしようとしている時に限って、N先生は近くを通るんですよね。
私が教頭と話をしている時に、ちょうど、教頭の後ろにあるトイレから出てきたんです。
ある意味、引き寄せ?
N先生も不安なんでしょうね。
『自分の話をしようとしてるかも!』と察してトイレの前から動かず、ずっとハンカチで手を拭くふりをして、コチラの話に聞き耳を立てていました。
※実は以前も、長女のイジメの時にN先生に不信感があったために主幹教諭に話をしている時にも、ちょうど良いタイミングでN先生が通って聞き耳を立てていたんです。
私もN先生が居る事は分かっていましたが、教頭と話を続けました。
私
『そうなんですね!!ありがとうございます。
では、あとでお願いします!』
N先生の存在には気付かないフリをして、教頭に頭を下げて体育館に向かいました。
体育館に向かう途中、背後から。
N先生
『じぇらとーにさん!!!』
かなり大きな声で呼ばれました。
振り返ると、
N先生
『今日の懇談会後の打ち合わせ、よろしくお願いします~♬』
親しげに手を振りながら私に言いました。
教頭の前で、私と親しい風を装ったんでしょう。
私
『あぁ、はい。お願いします』
無表情にそれだけ言って頭を下げ、体育館に向かいました。