2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
《中編》の続きです。
話し合いは10分程度で、私は再び保健室に向かいました。
保健室にはカウンセラーの方は居ませんでしたが、養護教諭は保護者の方とお話をされていました。
私に気付くとすぐに話を終え、コチラに来てくださいました。
養護教諭
『話し合いに同席出来なくてごめんね。色々と声掛けられちゃって、対応しなくちゃいけなくて…。話し合いどうでした??』
養護教諭から聞いた話を再度聞いただけだった事を伝えました。
養護教諭も笑って頷きながら、
養護教諭
『やっぱり~。
うん。そうだと思ったのよね。
だって、〇〇先生から何も伝える事ないですもん。
私が毎日話してますって言ってるのに。』
そして、
養護教諭
『多分ね、〇〇先生から直接伝えたいって感じなのかな?
〇〇先生は【担任だから】。
【部外者の】私が次女ちゃんママに伝えるよりも、
【担任の私が】よく分かってる。って。』
担任は、もしかしたら養護教諭に色々言ってるんでしょうね。
昨年までは、養護教諭も担任に対して友好的だったんです。
それが、ここ最近はちょっと距離があるような…。
私が感じてるだけなので、実際は分かりませんが。
私が、担任が何となく焦っているように感じていると伝えると、
養護教諭
『そうなのよ。〇〇先生が焦ってるから、ゆっくりでいいんですよ。って言ってるのね。
私の考えで言うと、のんびり構えてて。
最終目標として、3月には教室に戻れてれば。って考えてるんです。
と言うのもね。
昔、中学校の女の子だったんだけど、早く早くって急いで戻した事があって。
その時に、その子、途中で心が疲れちゃって…。
逆に学校に来られなくなっちゃったのよ…。
だから、こういう時こそゆっくりペースでいかせたいなって。』
養護教諭は、過去にあった出来事を踏まえて話をしてくれました。
養護教諭
『次女ちゃんも、このままじゃいけないって分かってるし、
中学ではちゃんとするって思ってるんですって。
だから、今は、学校に来るだけで頑張ってるんだよって、伝えてます。』
次女が養護教諭には話が出来てる事が分かって、少し安心しました。
もっと話をしようとも思いましたが、会議があるようでそこで終わりました。
今回の話し合いで、担任の焦りが分かりました。
私も親として、早く教室に戻してあげたい気持ちがあります。
けれど、次女に話をすると
『私が教室に行く事で、みんなが見てくるのが怖い。普段居ないくせに、なんでちょっとだけ教室に来るんだよ。って思われてるかも』
と言っていたので、それが【大丈夫】【問題ない】と分かるまでもう少し時間がかかるだろうと思っています。
次女の気持ちが折れないように、学校とも連携を取りながら対応していきたいと思います。
来月、修学旅行が近くなったら、担任・養護教諭と共に、インスリンの保管場所や補食用のジュース等の打ち合わせをする予定です。
その頃には少しでも次女の心が良い方に向かう事を祈っています。
終