2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
左腎静脈還流異常と右腎嚢胞の続きです。
主治医に右腎の丸い物を指差されながら説明を受けました。
主治医『この丸が嚢胞なんだけど。
分かりやすく言うと、アニメとかでチーズに穴が開いてるのあるじゃない?ボコボコした感じで。
あれを想像してもらえると分かりやすいかな』
こんな感じですかね。
主治医『そのチーズみたいな感じで、腎臓の中に1つ穴が開いてるのが分かったのよ。
1つあるのはよくある事で、そんなに心配ないんだけど。個性みたいな感じ。
長女ちゃんも生まれつきだと思うの』
主治医『これが1つのままなら問題ないんだけど…』
主治医『遺伝って可能性もあって。
そうするとこの丸が増えてくる事があって、それだと問題なんですね』
多発性嚢胞腎
最も頻度の高い遺伝性の腎疾患で、成人以降に左右両方の腎臓に多数の嚢胞(のうほう:水が溜まった袋状のもの)が進行性に発生・増大することによって腎不全が進み、60歳までに約半数が末期腎不全に陥り人工透析に至るとされている厄介な病気です。腎不全に至る前でも嚢胞感染や脳出血(脳動脈瘤の破裂)など、致死的な合併症を伴うことがあります。
※ネットから抜粋しました。
つまり、嚢胞が増えてきた場合、将来的に人工透析になってしまう可能性のある病気。
主治医は、私達の方を見て、
主治医『長女ちゃんの事はもう大丈夫なので。
今度は、お父さんとお母さんの事を知りたいな。と。
どちらかからの遺伝かもしれない。』
主治医『帰ったらでいいので、直系の家系・親戚で透析治療をしている人がいるかどうか聞いてきてください。
これが遺伝かどうかも分かってくるので』
話は私達の話に移りました。
主治医『お父さん・お母さんに聞きます。
尿の事で何かあったりした事ありますか??』
カルテに入力しながら、私達に質問しました。
旦那『そうですね。
尿検査で引っかかった事はありません。
ただ、20年くらい前に事故を起こして、CTを撮った事があるんですが、その時に医師に【腎臓に結石があるね】という話をされた事があります。
それ以外は、特に思い当たる事はありません』
主治医『そうですか。過去にお父さんの方は体を撮った事あるのね』
カルテに打ち込みながら話を続けました。
私は小学校5・6年時に尿検査で蛋白尿で引っかかった事はあるが、それ以外は特にない話をしました。
CTは今まで撮った事が無い話もしました。
カルテを記入し終えると、
主治医『お母さんの方は撮った事ないとの事だったので、必要ならお母さんの方を撮るかもしれません。』
急に話が振られたので、ちょっとドキッとしました。
話は次回の予約に。
主治医『次回は半年くらい後かな??そうね、6月か7月あたりに予約を取ってきてください。
学校での尿検査の結果も知りたいから、それが出てからでいいです。
きっとまたひっかかると思うので。』
次回は、長女の学年が上がり2年になって、尿検査の結果が出てからになりました。
勉強に支障のない夏休みで構わない。との事でした。
ちなみに。
帰宅してから、それぞれの実家に透析患者がいるか確認しましたが、どちらも透析患者はいませんでした。