お題「今まで仕事をしていて辛いと感じたことは何ですか?(職業も教えていただけると嬉しいです!)新社会人の私に色々教えてください☺️」
今は主婦なので仕事からは遠ざかっていますが、当時、某百貨店のアパレルで働いていた時の事。
通常、店舗ごとに区切りがあるので、【ここからここまでがこの店】のように明確になっている事がほとんどですよね?
でも、私の場合、レディースとは言っても某専門分野だったので、各ブランドごとの区切りがほぼなかったんです。
なので、自分のブランドに入ってきたお客様でも、道なりに行ってしまうと他ブランドにそのまま入っていく…と言う感じの作りでした。
だから、自分の店の商品は紹介できますが、他ブランドの商品は、そこのスタッフさんが説明する…という感じで、接客がすごく難しかったです。
モチロン、自社ブランドと他ブランドをどちらも紹介して、どちらもご試着いただいて良いんです。
その中で、いかに自社ブランドを売り上げていくか。が非常に大変で…。
他ブランドを気に入っているお客様を、どう自社ブランドに結び付けるか…。
毎日、頭の中で色んな言い回し等を考えたり、売れてるスタッフの接客の仕方を見て学んだり…。
毎月、店のノルマと個人のノルマが提示され、毎日、個人目標を言い渡されました。
一番店という事もあり、毎日、定期的に本社から電話で『売上確認』がありました。
売れる商品がある場合は、全国の店から店振りされ、それを売り切る事が絶対でした。
数字を達成しないと、上司に詰められる事が怖かったですね…( ;∀;)
販売服が某専門という事もあり、お客様の数も限られますし、場合によっては売上が無い日もあったりするんです。
けれど、売上0で申告は絶対に出来ないので、店長が(お休みの日は副店長)自腹で購入するんです…( ;∀;)
そして、店の売上が良い日(なるべくその月内)に、返品作業をするんですよ…。
とにかく、ノルマがきつかったですね。
一番店というプレッシャーも、新人の私には辛かったです。
新人だろうが、数字を出さない事は許されないので毎日胃が痛かったです( ;∀;)
殆どのお客様は、私のような社会人なりたての接客でも耳を傾けて下さり、商品説明を聞いてくださいました。
『きちんと勉強されているのね』
とお褒めいただく事もありました。
接客はとても楽しい時が多かったです。
ただ、中には色んなお客様がいらっしゃいますので、
『若くて社会経験が少ないくせに、ここで接客なんてしてんじゃないわよ!』
と怒鳴られた事もありました…( ;∀;)
『確かに、社会経験も少ないですが、常に某専門の勉強や服の特長も学んでおります』と少しだけ反論しましたが…。
さすがに裏で泣きましたね。
接客自体は好きだったし、洋服も某専門じゃなくても着られるようなデザインですごく好きでした。
ただ、やっぱり精神的にキツク、体を壊して入院し、3年で退社しました…。