2020年に次女が1型糖尿病と診断されました。その事についても書いていきたいと思います。
私が大学を卒業して就職したのは、某アパレルだったんですよね。
配属先は某百貨店でした。
そのショップには、いらしたお客様には即声掛けをしなければならないというルールが。
それをしないと、店長にメチャクチャ怒られます…。
しかも、一度声を掛けたら、そのお客様のそばを付かず離れずの距離を保たないといけません。
お客様が手に取った洋服の説明や、ご試着を促したりを即座にするためです。
ショップの販売員に《私のお客様ですよ》というアピールの為というのもあります。
そうしないと自分のお客様にはならずに、他の販売員のお客様・売上になってしまうからです。
新人だろうが、何年勤務の販売員だろうが関係ありません。
毎日のノルマの為に、皆必死でした…。
しかも、私が配属されたのは、婦人服と言っても《マタニティ》だったので、他の婦人服のお客様よりも圧倒的に来店人数が少ないんです。
だから、いらしたお客様は我先にと声掛けしてましたね…( 一一)
今思い出しても、胃が痛くなりそ…。
私が配属されたのが、そのブランドの売上一番店だったもので…。
毎日のように本社から電話は掛かってくるし、マネージャーは一日おきに見に来るし、
売上ノルマも半端なかったし(何回も今の売上確認の電話がくる)、社長までぞろぞろと社員を引き連れて来店する事もありましたね。(これは稀だけど)
そんな時は販売どころじゃなかったです。
店長とマネージャーは社長に付きっ切りだし、まだ開店時間中にもかかわらず、急に店の模様替えをしだすし…。
社長の言葉は絶対なんです。例え白でも、社長が黒と言えば黒になります。
ノルマも厳しいし、上下関係も厳しい。
更には先輩からのイジメに限界がきて、夏のセール前日に泣きながら大喧嘩をして、その先輩はセール後に別の店に異動になったりということもありました。
そんなこんなで毎日胃の痛みを抱えるような緊張感ばかりで、とうとう入社三年目で体調を崩して緊急入院になり、
《立ち仕事厳禁》とドクターストップがかかり、そのまま退社になりました。
話がだいぶ反れましたね…*1
ついついあの頃の話をすると止まらなくなっちゃいます。
それでお題にある【職業あるある】なんですが、
誰かが『いらっしゃいませ』と言ったら
すぐに他の販売員も『いらっしゃいませー』と言わなきゃいけないんですね。
それが三年間の間に体に染みついてしまって、
会社を辞めてからも暫くの間、
自分がショッピングをしに行っているのにもかかわらず、
そこの販売員さんが『いらっしゃいませー』と声を出すと、
私まで一緒になって『いらっしゃいませー』と笑顔で声を出してました…。
その瞬間恥ずかしくて、何も見ずに店を出た事が何度もあります。
その職業病はなかなか抜けませんでしたー😅
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*1:+_+